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ゲートウェイアーチ

アメリカ合衆国のほぼ中央部に位置するミズーリ州セントルイス市は人口約36万人。アメリカ一の大河・ミシシッピー川と、その支流のミズーリ川が合流する地点に栄える商工業都市で、広大なアメリカ合衆国の東西南北へと向かう交通の要衝となっています。このセントルイス市の数ある名物の中でも、ゲートウェイアーチは一際大きく、どこからでもその姿が望める印象強い建築物でしょう。昔、アメリカ西部地方は、まだその全容が知られていない未知の世界でした。19世紀中頃、現在のカリフォルニア州で金鉱が発見されたという知らせを聞いた人々が大挙して西部へ進出したゴールドラッシュが起きました。同時に太平洋側から内陸部へ向かっての開拓も進められましたが、それは先住民であるインディアンとの戦い、強奪、殺戮という歴史でもあったのです。1869年にはアメリカ大陸横断鉄道が開通しアメリカ大陸は東西に貫かれました。特に年輩の方は、懐かしい西部劇映画を想い出される事でしょう。アメリカの探検家メリウェザー・ルイスとウイリアム・クラークの率いる探検隊の、西部開拓の旅への出発点がほぼこの場所であった事から「西部への門」とも呼ばれています。

 高さと最大幅がいずれも192mの正確無比な半円形をしたこのアーチは、フィンランドの建築家エーロ・サーリネンの案を元に建設工事が行われ、鉄筋コンクリートとステンレス鋼板、炭素鋼板が使用されています。しかし半円形のため内部にはエレベーターを設置する事が出来ず、トラムというトロッコ状の乗り物を敷設して上り下りする事が可能となり1965年に晴れて完成しました。もしも将来建て替え工事が行われるとすれば、まず間違いなく巨大クレーンの登場となるでしょう。しかし正確無比な半円形に対し、どんな解体そして建設工事が行われるのでしょうか。やはり中央部のいちばん高い所からの解体となるのでしょうが今から楽しみです。

 

 

 

 

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