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買い取った重機はどうなるのか?ご不要の重機を買取業者に売った場合、その重機はどうなるか気になる方もいらっしゃるでしょう。買い取られた重機の用途はケース・バイ・ケースですが、ここではその主な使い道についてご紹介します。 買取重機・建機を再販売最も多く用いられるのが「買い取った重機の再販売」という方法です。ある会社で不要になった重機でも、別の事業所では充分に活用できたという例は枚挙にいとまがありません。 買取業者は自社の販売ルートを利用し、その重機を必要としている買い手に販売します。販売方法は業者の保管スペースや展示スペースで直接顧客に売るという方法だけでなく、一括して海外の事業所や企業に輸出する、中古重機市場でオークションに掛けるなど様々な方法があります。 海外諸国に日本の中古重機・建機を輸出近年、特に需要が高まっているのが「中古重機の海外輸出」です。アジア諸国や東ヨーロッパ諸国、中南米諸国、アフリカ諸国などでは大型プロジェクトの増加により、多数の建設機械や重機が必要とされています。日本製の重機は故障が少なく、尚かつ性能の優秀性に定評があるので需要は伸びる一方で仕入れが間に合わないという声もあるほどです。 実際問題としても、日本製の重機は環境面への配慮がなされていたり、使用する人の安全面も充分に考慮されているというのも人気の理由でしょう。そうした理由に加え、コスト削減の観点から新品でなく中古重機を買い入れたいというオファーが多いのです。 重機・建機を解体して資源化重機は多岐にわたる部品や素材で造られています。買い取った重機が修理不可能であった場合、買取業者は自社工場や提携工場で重機を解体して資源化します。一例を挙げると、使用可能なパーツはそのまま活用、修理すれば使用可能なパーツは修理後に利用、使用不可なパーツは資源として活用となります。 こうしたリサイクルが可能であるため、故障した重機や動かなくなった重機でも買取ができるというわけです。言い換えると「使わなくなった重機を買取業者に売る」ということは、「限りある資源を有効活用するためのお手伝いをする」という事にもつながります。
参考/海外で人気の日本製重機・建機
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