業者により買取金額が異なる理由

重機を販売しようという時、業者によって買取金額が異なる場合があります。そこで「同じ重機なのに何故買取金額が違うのか？」と疑問を感じる方もいらっしゃるでしょう。次に重機買取で業者によって買取金額が異なる理由をご紹介します。

専門性の強い買取業者では？

重機の買取業者には様々な専門性を持つ業者がいます。例えば大型ショベルローダーやホイルローダーなど大型特殊自動車に強い業者、コマツやコベルコなど特定のメーカーに強い業者、クレーンやフォークリフトなど特定の重機に強い業者などです。専門性の強い買取業者は重機の売り時にも精通しており、高値で売れる目算がある事が買取価格も高額提示される事が多くなります。

幅広い販売ルートがある業者では？

重機といっても種類はいろいろ、また使用年数や現在の状態も違います。販売ルートを幅広く持っている買取業者は顧客の需要に合わせて重機を売る事ができ、ベストマッチな相手を選択して高額で重機を販売できます。高額での販売が見込めるから、高額での買取も可能になるのです。　逆に販売ルートが狭いと在庫がダブついて経費が掛かったり、手持ちの商品を安く売らなければないない事もあり買取価格も高額は望めません。

海外に強い買取業者では？

現在、海外では「日本の重機の品質の良さ」が高い評価を得ています。日本人から見ると多少古い重機でも海外では充分な需要があり、なかには10年以上使用した重機や長い間放置していた重機でも販売が可能になる事があります。その為、海外諸国にしっかりした販売ルートを持つ買取業者なら、国内では買い手が見つかりにくい重機でも高額で買い取ってくれる可能性があります。

買取専門のみの業者では？

重機買取を行なう業者には「買取を専門に行なう」というスタイルの業者がいます。買取のみを専門にすると自社在庫を持たなくて済み、保管スペースや人手が不要なので経費を節約できるというメリットがあります。しかし、自社在庫を持たない為には「買取→即転売」が必要となり、相場よりも低めであっても販売しなければならないケースも有る点がデメリットでしょう。

販売専門のみの業者では？

重機買取には上記で説明した買取専門業者とは逆に「販売専門業者」がいます。こちらは重機の販売を専門にする業者で、基本的に買取は行なわず仕入れた重機の販売のみを行なっています。仕入れた重機には保管スペースや人件費が必要となる為、経費が高めとなる場合もあるようです。

トラックなどの買取業者では？

重機買取と銘打っていても、重機だけでなくトラックや車両も併せて扱う業者もいます。トラックや大型車両は広い保管スペースが必要であり、長く保管しておけばおくほどコストが掛かって損になります。そこで買取から販売までの期間を短くしようとする為、市場相場が低めでも販売してしまうケースもあります。販売価格が低めとなれば当然のことながら買取価格の高額提示も期待できません。

以上は業者によって重機の買取価格が異なる主な理由です。これはあくまでこの様なケースもあるという事であり、買取業者によって違いがあります。あくまで参考意見としてお考え頂ければ幸いです。

一口に、重機・建機買取業者と言っても、様々な会社がございます。お手持ちの重機をより高額で売る為には、複数の買取業者から見積りをしてもらう事をオススメします。

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