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日本の中古重機・建機の輸出先とは?
東南アジア諸国マレーシア急速に経済成長を遂げつつあるマレーシアでは工業化が進み、さらにIT先進国を目指す取り組みも行なわれています。交通機関(空港・鉄道・港湾)の整備はもとより医療機関や学校などのインフラ整備、諸外国企業の工場の誘致と重機の需要は高まっています。
カンボジア世界遺産のアンコールワットで知られる国です。まだ内戦のダメージが残るカンボジアですが、港湾・道路・病院などのインフラ整備が着々と進められています。しかし重機不足は顕著な為、優秀な日本製重機が切実に求められているのが現状です。また農業国でもあり、農業機器の需要も高くなっています。
中国広大な国土を持つ中国では、経済発展もあって建設ラッシュが続いています。重機の中でも特に建設機械全般の需要は高く、次いで整地機械や重機部品の需要もあります。また最近では環境問題が深刻化している事から工場施設の整備もさらに進んでいく見通しで建設関連の重機需要はますます高まっています。
アフリカ諸国南アフリカ、エジプト、ナイジェリア、アルジェリア、ケニア、ザンビアなど多数の国に重機が輸出されています。その用途も各種土木・建設工事、道路整備、水資源開発、プラント建設、石油開発、港湾改修、漁業施設、発電所など多岐にわたります。 中東諸国UAE、イラン、イラク、サウジアラビア、カタール、トルコなど多数の国に重機が輸出されています。特に、オイルマネーを背景に急速に発展する中東諸国では重機需要が高く、大型重機から小型重機まで輸出が盛んです。 中南米諸国ブラジル、アルゼンチン、ペルー、チリ、ベネズエラなど多数の国に重機が輸出されています。インフラ整備のみならず、鉱山関連の重機需要も高い地域です。ブラジルはサッカーW杯の後もオリンピック開催が予定されており、スタジアムなどの建設が大規模に進められており重機需要は高くなると予想されます。
上記にてご紹介させて頂いた国や地域以外でも、世界中の至る地域で日本製の中古重機・建機は活躍しています。日本人として少し誇らしいですね・・・。皆さんの重機も、世界のどこかで第二の人生を歩む事になるかも知れません・・・。 参考/買取業者が買取った重機・建機の行方
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